じょんのかがく喫茶

厳選された至福の1杯いかがですか?

天気の子はおもしろい?(途中からほんの少しネタバレ有)

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いらっしゃいませ!
今日もいいもの用意しときましたよ!

 

 

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    天気の子、めちゃめちゃ人気ですよね。予告映像でも新海誠さんの作り出す綺麗な景色、音楽の使い方のうまさががっつり出てましたよね。そんな天気の子を1週間ぐらい前に見てきたので感想をちゃちゃちゃっと。

全体的な感想

    新海さんといえば空の描写が本当に綺麗というイメージが強いです。

     今回の作品、天気の子はタイトルの通り天気、空がとても重要な役割を果たしています。言うまでもないと思いますが、何度も何度もきれいな空が出てきます。本当にどのカットを切り取っても本当にきれいです。もちろん空以外の絵も本当にきれいです。手を全く抜いていない、ちょっと頑張りすぎじゃないか?と思うぐらい本当にきれいな映像でした。言の葉の庭などでも雨の描写は本当にきれいでしたが、それを上回るようなきれいさでした。

 音楽は君の名はと同様にほぼ radwimps が担当しています。君の名はでも思いましたが、このタッグは本当に強いと思います。そのシーンごとに適当な曲ばかりです。暗すぎてもダメ、元気すぎてもダメといったところに本当に絶妙な曲が入ります。どのシーンもそうです。特に「大丈夫」は本当にぶっ刺さりました。まだ見てない方もいるかと思いますので深くは語りませんが、あのシーンの状況、感情の動きにあまりにも完璧に刺さってます。もちろん、ほかの曲も本当に素晴らしいものばかりです。

 あと、今回の音楽は三浦透子さんという方も歌っています。この人の歌が本当にきれいで…… 野田さん(radのボーカル)が歌ってもおそらくばっちり決まる場面の曲を歌っていたりするんですが、本当に透明感がすごくて三浦透子さんが歌うことでより決まっていました。

 内容に関しては少年少女が出会うラブストーリーとなっています。詳しく語るとネタバレになるので言えませんが、見ていやな気持ちには絶対にならないと思います。まあ、最後がハッピーエンドかバッドエンドかは自分の目で確かめてください。個人的に感じたのはこの作品は大学生から40歳ぐらいの人が一番楽しめるかなと思いました。その世代の人が一番いろんなキャラに共感できて、一番考えさせられると思います。中学生や小学生だとさすがにきついかな……

 

僕の感想(ほんの少しだけネタバレあり)

新海作品では最も万人受けする最高の作品

 君の名は以前の新海さんの作品は万人受けするかと言われればそうではないと僕は思います。君の名はかなり万人受けしやすい作品で、その結果あれほどの人気作になりました。今回の天気の子も君の名はと同じようにかなり万人受けする作品だったと思います。また、君の名はと比べて非常にシンプルな話でしたよね。

 まあ、本当に男の子と女の子が出会っていろんな困難に立ち向かっていくよって感じですね。君の名はのように時間軸のずれみたいなのも特にないので誰でも理解できる作品だと感じました。本当に難しいことが何もないので何回も見に行く人多そうだなと。

 

大人と子供の対比がうまかった

 森嶋 帆高は一番最初に須賀 圭介(小栗旬がかっこよすぎた)に出会って、そのおかげで何とか暮らしてました。結構楽しそうに暮らしている映像が続く中、銃の話がばれてからはそんな雰囲気が一変しましたよね。「大事なものの順番が分からなくなる。」こっちが正しいことだとは思っても色々なことを経験したり、自分の持つものを考えると大事なものが分からなくなるという大人と自分の幸せのためなら何してもいいんだというような子供との比較がされていたように感じます。途中、本田翼さんの演じた須賀 夏美も言っていますが、この二人は本当に似ているらしいです。奥さんをなくした経験が須賀を大人にしたのかなと思います。そこが帆高との大きな違いでしょう。最終的に奥さんをなくしたころの自分と帆高を重ねたのだと思うのですが、警察に殴りかかるという自分の評価をとんでもなく落とすようなことをして帆高を助けます。あのシーンは本当にかっこいいシーンでしたね。おそらく、もっとしっかり見るとこの二人の共通点や違うところがかなりたくさん見れるんじゃないかと思います。

 

主演2人の演技力の高さ

 帆高の終盤の演技は本当に良かったですよね。警察に捕まったあたりの絶望感の出し方、警察から逃げた時の決心がついたというあの感じ。最高に上手でした。

 陽菜も出会った当初からやけに背伸びな感じがするなーと思ったら、15歳で年下なんかーいってなりました。年上に見せてるの演技素晴らしかったです。

 この二人の演技力があったからこそ、終盤の物語がとてもよくなっていたと思います。正直、君の名はの二人よりも良かったと思います。

 

アニオタへの新海さんのアピール

 新海作品は君の名は以前はアニメをそんなに見てないよという人が触れるような作品でなかったと思います。アニメ好きでないと見に行かないような知名度だったかと思います。めちゃめちゃ強引に言い換えれば、アニオタが見ていたからこそ新海さんの今があるといってもいいわけです。

 これはあくまで予想ですが、新海さんは上のようなことを感じるとともに君の名はの大ヒットによりアニメ界隈から少し離れてしまったと感じられてるんじゃないだろうかと不安に思って、ちゃんとアニオタのことも忘れてないぞというアピールとして小ネタをバンバン入れています。

 まずはプリキュアでしょうか。プリキュアはそもそも会社が違うのでかなり出すのは苦労したんじゃないかなと思います。それでも出してきたというのは俺もアニオタだし、お前らアニオタのことも忘れてないぞというアピールなのかなと。ついでにそのシーンにはこのすばのアクアも出てましたね。

 オタクが一番驚いたのは「花澤 綾音」ではないでしょうか? 人気女性声優である 花澤香菜さんと佐倉綾音さんが香菜と綾音として作品に出ていました。この時点でオタクとしてはテンションが上がるかと思うんですが、まさかまさかの名前が花澤 綾音。佐倉綾音さんといえば花澤香菜さんの大ファンで、その愛は気持ち悪いレベルだとオタクは知っています。そのため、この名前を見たときオタクはきっと「あやねる、絶対にざーさんと結婚しちゃったーって騒いでるだろうな……」と思ったはずです。

 こういったちょっとしたオタク小ネタが入っているのはやはり新海さんの思いがあるからじゃないかなと思います。

 

☆内容は……

 内容は確かにシンプルで分かりやすかったんですが、僕的にはあまり評価は高くないです。というのも、いろいろ設定だけ出して、そのまま掘り下げることなく終わった感じがすごかったからです。

 例えば、帆高の家出に関して。おそらく、これを語るとストーリーがとても胸糞悪いものになるとの判断でやってないのだと思うんですが、語られなすぎかと。船に乗ってるシーンで絆創膏がついていたりすることから家庭内暴力であろうと予測はできますが、この後語られないならその匂わせやめてほしかったなーと思います。また、騒動の後で実家に帰りますが、暴力問題は解決したの?と疑問が残ってしまいます。

 陽菜に関してももう少し掘り下げてほしかったですね。母親の形見であろうチョーカーが最終的に切れましたよね。いろいろ想像は膨らみますが、もし、もう少しだけ母親とのストーリーが深ければこの部分ももっといろいろ考えられたのになと思ってしまいました。たくさんの考察ができるのもいいですが、母親との思い出があればもっとよかったなーと個人的に思いました。

 途中、水爆弾が降ってくるみたいなシーンがありましたが、これに関してはほぼ何もわからないまま終わった感じがしました。結局あれはとずっと頭の中に残ってしまいました。

 ほかにも須賀の過去ももう少し掘ってもらいたかったです。全体的に過去の話があまりなくてあまり感情移入できなかった感じがします。ただ、この辺を掘り下げると、胸糞展開になったり、ぐだったりしそうです。そうなると結局大衆受けしなくなるので仕方なかったのかなとも思います。

 

今日は長々と書いてしまいました……(しかもかなりわかりにくい文章で) ここまで読んでくださり、ありがとうございました。良ければブックマーク、読者登録等よろしくお願いします。