とりあえず、この動画を見てもらいたいです。
字幕なしでぜひこの人のプレゼンを見ていただきたいです。
この人はなにを言っていたのか……
英語ができる人はおそらくこの人の話している内容がわかったかと思います。
ただ、英語が苦手な人はおそらく何を言ってんだろうという感じでしょう。
なにやら賢そうなことを言っているなというような印象を受ける人が圧倒的多数でしょう。
さて、字幕を付けてもう一度ぜひ見ていただきたいのですが、この人は5分かけて何も言ってません。
嘘じゃないです。
本当に何一つ我々に言ってません。
この動画から学ぶべきこと
この動画から学ぶべきことは何か。
上手なプレゼンの仕方を学ぶという人は多いでしょう。
ただ、僕はそこよりも重要なことがあるかと思います。
それは全く中身のないことでも話し方ひとつでいかにも賢く、中身があるように見えるプレゼンができるということです。
まあ、英語だし、そう見えて当然という人もきっといるでしょう。
ただ、これが日本語でも同じようなことはきっと起こります。
たとえば、専門用語がたくさん並べられたときなんてどうでしょうか?
あなたの全く知らない分野の専門用語が並べられても、あなたは惑わされずに判断できますか?
めちゃめちゃ上手に発表されると、だまされてしまう人が圧倒的に多いかと思います。
つまり、何が言いたいかというと、発表の中身がなくてもあるように感じてしまうことがあるよということです。
最も警戒すべきこと
さて、発表が上手な人は嘘を本当のものと
見せかけることが出来るという話をさせてもらいました。
それを踏まえて、すべての人が警戒すべきことは演説ではないかと思います。
演説は発表のプロ中のプロによって行われています。
つまり、中身がない場合でも我々をだませるぐらいの技術が彼らにはあります。
最近では俳優さんや女優さん、アナウンサーさんなどの表現のプロも政治家として活動しています。やはり、彼らは演説が上手です。実際、だまされているような人も多くいると僕は思います。
だまされる馬鹿にならないためにするべきこと
多くの人が騙されてしまえば中身のないアホによって政治が行われてしまいます。
そうならないためにも少しでもたくさんの人が騙されず、それぞれの政策を理解することが必要です。
つまり、演説だけでなく、しっかりと文字媒体を読むことが重要だということです。
演説の場合、音声による情報が約70%を占めます。その分、だまされやすくなるということです。
文字媒体であれば情報の100%が文字からの情報になるため、だまされる可能性は格段に低くなるでしょう。
とはいっても、文字情報でだまされる可能性もあるわけですから、結局しっかりと自分で深く理解する必要がありますがね…… 演説よりは圧倒的に騙されにくいかと思います。
おわりに
今回は発表に騙されてる人いませんか?というようなテーマで簡単に書かせてもらいました。
これを機会に自分の情報の入手方法の信ぴょう性とか考えてみてはいかがでしょうか?