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貼るメイク? 個人個人に最適なメイクを「貼る」技術

 

いらっしゃいませ!
今日もいいもの用意しときましたよ!

 

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最近、とんでもないものを発見してしまったので紹介したいと思います。

Panasonicのメイクアップシートです!

なんと、化粧を貼っちゃおうというものです。

シミなどを簡単にきれいに隠してしまえるそうです。

まあ、僕には全く関係ないっちゃないんですが、すごい技術だなと思ったので紹介したいと思います。

貼るメイクっていったいなに?

まあ、そもそもどんなものなの??と思う人が多いと思うのでまずは簡単に。

本当に言葉通りなんです。メイクを貼るんです。

個人個人に最適なメイクをフィルムに印刷して、それを顔に貼っちゃおうというものです。

おそらく、圧倒的時短になるのではないでしょうか?

この貼るメイクには様々な技術が使われています。

今日はそんな技術や貼るメイクの特徴についてまとめてみたいかと思います!

 

貼るメイクのここがすごい!

個人個人の肌に最適化されたメイク

これが最もすごいことではないかなと思います。

Panasonic はたくさんのものを研究開発しています。

画像認識技術と人工知能の技術を組み合わせたスノービューティーミラーはこの貼るメイクで大事な技術の一つです。

 

鏡の前に座ると、画像認識と人工知能がシミを認識します。さらに未来のシミを予測していきます。

さらに目立つシミがどれかを決定します。

これが貼るメイクに繋がるわけです。

 

これ以外にも心拍数や血圧の変化なども測定してくれます。

さらに、自分がメイクをするとどのようになるかなどのシミュレーションも可能です。

なんて賢い鏡なんだ……と思います。

まるでおとぎ話のような……

www.nikkei.com

 

顔に貼っても問題ないフィルム

次は顔に貼るフィルムについてです。

顔にフィルムを貼るなんて危なそう…… 皮膚呼吸できないし…… なんか肌がおかしくなりさう……  そんな不安がよぎるでしょう。

それに関しては全く問題ないといっていいでしょう。

というのも、このフィルムは皮膚の縫合に使われたり、皮膚の癒着を防ぐときなど手術などでも使われるものです。

 

でもすぐに外れそう……

それに関しても問題ないかと。

肌と分子間力でしっかりとくっつくのでそう簡単には離れません。ラップがくっついたり、ヤモリが壁にくっつくときとかと同じ原理です。そのため、そう簡単には外れないし、崩れない。はずそうと思えばいつでも外せます。

 

しかも、このフィルム、とんでもなく薄いので目立つ心配もほぼないようですし、突っ張るみたいなことがないそうです。もはや皮膚って感じだと思います。

非常に素晴らしい材料であると言えますね。

 

化粧品を印刷する技術

シミの場所がわかり、貼るようのフィルムもある。あとはフィルムに化粧品を印刷すればいいだけです。

"だけ"といいましたが、おそらくとんでもなく難しい技術のはずです。

大きな壁としては化粧品の成分(コンシーラーとかファンデーション)がインクの中で均一であることだと思います。液体中で均一にするのも十分厄介なことだと思うのですが、それを均一にフィルムに塗布するというのはとても難しいことだと思います。粘度や圧など多くの部分で変わると思うので。少しのムラが違和感に繋がると思うのでかなり高い技術だと思います。

また、非常に薄い膜への印刷ということで普通の紙への印刷とは異なる点も多いかと思われます。従来の方法のままだと、熱がかかると変化したり、圧が強すぎると穴が空いたり、そんなことが起きるのではないでしょうか。また、化粧品ということで、印刷しても崩れてしまうなんてこともあると思います。非常に繊細な印刷技術が必要だと思います。

 

印刷としてはコンシーラーの層とファンデーションの層に分かれているようでコンシーラーの層は個人個人のシミを隠せるように適切な位置にのみ印刷されているようです。

 

これ以外にもきっとたくさんの技術的問題があるとは思いますが、それらを乗り越えて化粧品を印刷したフィルムが完成したわけです。

 

いつ発売するの?価格は?どんなふうに販売するの?

調べてみると、2019年3月に発売予定だったようですが、少し延びたみたいで、2020年の発売を今目指しているようです。

こんなすごい技術をもうすぐ多くの人が使えるようになるというのはうれしいことですね。

 

でも、こんな技術を使ったメイク、高そう…… と僕も思ったのですが、思ったより安いみたいです。

今のところ月に4000円程度とのことです。1日300円ぐらいってことですね。時間のことも考えればコスパはそんなに悪くないんじゃないかなと思います。(多分)

 

ただ、装置がやっぱり大きいため、家に置くというのは簡単ではないかもしれません。今のところはお店に鏡と印刷機を置いてもらって販売するような形を想定しているようです。

シミの検出に数秒、印刷に数分とのことなのである程度普及すれば待つことなく手に入るような気がしますね。

 

参考

https://special.nikkeibp.co.jp/atcl/NDH/16/ibm0810/

https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1612/02/news049_2.html

 

おわりに

今日は新時代のメイクについてまとめさせてもらいました。

まあ、僕はメイクをする機会はないのであくまで想像ですが、めちゃめちゃ楽になりそうだなというような感じがします。

文章じゃわからんという人はぜひ公式の動画を見てみてください。

感動しますよ。

ということで、また次回。

ではでは~~

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